「餅花」と「つるし雛」をしみず温泉に飾っています。

今年も「明日の粟生を考える会」の方々から、しみず温泉健康館に餅花をいただきました。餅花は有田川町の清水地域に伝わるお正月の縁起物で、木の枝に紅白のお餅をさして飾ってあります。
餅花の由来は、小正月(旧暦の一月十五日)に神棚や床の間への飾り物とされてきました。小正月は女正月ともいわれ女性が正月の時期は忙しいのでその労をねぎらうのが小正月です。
本来は、豊作や家族が無病息災でありますようにと願いを込めて作ったといわれています。町内ではほとんど消えてしまっていますが、是非、残したい風習です。

また、古来より「一生の災厄を身代わりする」といわれているひな人形にちなんだ「つるし雛」を湯浅町の炭原美幸さんと西康子さんからお借りして休憩室に飾っています。「厄除け」の意味がある赤を基調としたものが多く、1体ずつ思いを込めて作られた素晴らしい作品です。

清水にお越しの際は、是非、しみず温泉にお立ち寄りください。